妊婦さん、そして、お子さんがまだ小さいママさん。
「ママ友が怖い」と思っていませんか?
そう思うのも当然。
ネットでは、毎日「ママ友トラブル」が流される日々。
「仲良しだったママ友が、突然口を利かなくなる」
「ママの間で、自分の悪口が出回っていた」
「他のママに会うのがイヤで、授業参観に出られない」
そんな声を聞くと、「ママ友が怖い」と思ってしまいますよね。
でも安心してください。
実は私、ママ友トラブルに遭ったことがありません。
子どもはもう中学生ですが、いわゆる「ママ友」で、イヤな思いをしたことが本当に1つもないんです。
だからと言って「ママ友」がいないわけではなく、本当に素敵なママばかりに恵まれてきたな・・・と感謝感謝の毎日です。
なぜ私が「ママ友トラブル」に遭わずにすんだのか。
自分の行動を振り返り、考えた結果、「3つのことを心がけたおかげ!」という結論に。
ちなみに私の身近でも、「ママ友トラブル」を聞いたことは一切無し。
ママ友と友好関係を築ける人は、私と同じく「この3つ」を心がけている気がします。
この記事では、そんな「ママ友トラブルに遭わない3つのコツ」を大公開。
- 「現在妊娠中。ママ友トラブルが不安」という人。
- 「保育園、幼稚園、小学校・・・ママ友トラブルに巻き込まれませんように・・・」と願ってる人。
- 「現在、ママ友トラブルに悩んでいる」という人。
ただでさえストレスMAXな子育て。
無用なママ友トラブルを避けるためにも、ぜひ、これから紹介する「3つのコツ」を心がけてみてくださいね。
Contents
【ママ友トラブルに遭わないコツ:1】最終的に「家族さえいればいい」と思う
「あんな人なら、ママ友トラブルに遭わないよな~」
「ママ友トラブルとか、どこ吹く風って感じ・・・。あんな風になりたいな~」
そう思ってしまう人って、いませんか?
「ママ友トラブルと無縁な人」には、ある共通点があります。
それは「人に嫌われることを恐れない点」です。
人間関係の悩みって、詰まるところ「みんなに良い顔をしようとするから」だと思いませんか?
ママ友トラブルも、「何かを依頼されて断れない」とか「悪口の同意を求められた」などが発端。
いずれも「相手に良く思われようとする」から、ややこしくなるんです。
この際だからハッキリ言いますが、私は「家族に嫌われなければ、それで良し」と思っています。
だからと言って「家族以外の人を軽視する」というわけでは、決してありません。
どんな人も「誰かにとって大切な人」。
よって誰に対しても、礼節をもって接するべし。
だからと言って「好かれなくちゃ」と思う必要は無し。
最終的には「私は夫と子どもさえいればよい」「夫と子どもに嫌われなければ、別にいい」と思えば、アラ気楽。
「気が重くなる依頼をされた」
「悪口の同意を求められた」
「他のママさんに冷たくされた」
そんなことがあっても「家族にさえ嫌われなければいい」と思えば、蚊に刺されたほどのダメージも無し。
「自分が辛くなる依頼」を断れますし、噂・悪口の同意を求められても「私はそうは思わない」と言い切れます。
気まずくなりそうなママに対しても、「私には家族がいる!」と思えば、余裕を持った態度で接することができますよ。
「ママ友トラブルと無縁そうなママ」を、よ~く見てみてください。
すがすがしいほど、頼みごとを断ったり、自分の意見を言ったりしてるはず。
それは「人に嫌われるのを恐れてない」から。
ママ友トラブルを回避するには、「人に嫌われるのを恐れない。家族さえいればそれでいい」と思うことが大切です。
【ママ友トラブルに遭わないコツ:2】自分は「デキる人間」と思い込む
ママ友トラブルで多いのが、「意地悪ママに絡まれる」ということ。
そんな人に目をつけられないようにする「最強の方法」は、「自信をもつこと」です。
一般に、意地悪な人は「弱い人がオドオドする姿」を見るのが大好き。
「自分より弱い」と思う人が、ビクビクする姿をエサにして生きています。
よって、ママ友トラブルを避けるには「堂々としていること」が大事。
無理やりにでも「私はデキる人間」と思い込みましょう。
たとえば幼稚園や小学校の役員や、何かの集まり・サークル・話し合いでは、自分が主導権をとるのが重要。
少しでも「こうした方がいいんじゃないかな~」と思う提案があるなら、「ねえ、こうしない?」と先手を打っちゃうんです。
「自分が意見を言って、批判されたらどうしよう」と不安になるかもしれませんが、心配ご無用。
たいていの人は「誰かが意見を言ってくれるのを待っている」ので、歓迎されるもの。
また、あなたがイニシアティブをとることで、意地悪ママは「この人には手出しできない。逆らわないほうが得」と計算します。
「ママ友トラブル」を避けるには、「おとなしくしている」のはNG。
「自分はデキる」と自己暗示をかけ、堂々とするほうが断然効果的なんです。
なお、さらに「ママ友トラブル回避効果」を上げたいなら、「自分の意見を否定されても落ち込まない」のがコツ。
他者の意見も敬い、「そういう考え方もあるね!」「良い提案だね!」などと言えば、周囲のママはあなたに傾倒。
「君子豹変す」の言葉どおり、あなたを「君子」と敬い、誰もあなたに手出しできなくなりますよ。
【ママ友トラブルに遭わないコツ:3】「一生懸命やるからこそ楽しい」と思う
ママ友トラブルが起きやすいのが、委員・役員活動。
私もPTAや卒対など様々な委員・役員を経験しましたが、特にトラブルは無し。
和気あいあいと楽しく、活動することができました。
そこで心がけたのが「一生懸命やること」。
さらに言うと「一生懸命やるからこそ、楽しい」と自分に言い聞かせて、活動していました。
自分の学生時代や部活動などを振り返り、わかったのですが、人間って「怠けてる人」が嫌いなんじゃないかな?
「怠けてるのに、旨味だけ吸ってる」みたいに感じられる人を、人は嫌うのではないか・・・。
そんな気がするんです。
逆もまた然り。
人は基本的に「一生懸命取り組む人が好き」なんです。
あなたの職場でも、こんな人はいませんか?
オフィスの引っ越し作業で、腕まくりして一生懸命働く人。
ファイルや本棚、書類の整理といった雑務を真剣にやる人。
そういう人は、職場で間違いなく好かれ、信頼されてるはず。
よって「ママ友トラブル」を避けるには、何らかの活動を引き受けたら「一生懸命やること」が大事。
そのためには「物事は、一生懸命やるからこそ楽しい」と思うのが肝要です。
保育園・幼稚園・学校などで、何か係を引き受けたら、1年だけでも「一生懸命」やってみてください。
「一生懸命やれば、この活動は楽しくなる」と思い込んでみてください。
周囲のママ友は、あなたを信頼するはず。
万が一、今後「あなたにまつわる心ない噂・悪口」が流れても大丈夫。
「あの係を一生懸命やってくれたのだから、良い人のはず」と、みんながあなたを信じてくれますよ。
【ママ友トラブル回避、この本がおすすめ!】
では最後に、「ママ友トラブル」の回避・解決に「効く本」をご紹介。
育児の合間に、ぜひパラパラと読んでみてください。
ママ同士の人間関係が、楽になるヒント満載ですよ。
「東大名物教授がゼミで教えている人生で大切なこと」伊藤元重
東京大学経済学部教授(当時)・伊藤元重さんが、「人生の戦略」について解説。
「戦略」なんて聞くと「難しそう」と思うかもしれませんが、ぜひ気楽に読んでみて!
伊藤先生が言う「人生の戦略」とは、「自分にとって大切なもの」を叶えるツール。
あなたにとって一番大切のもの、それって「ママ友」ですか・・・?
本書を読めば「なんだ、ママ友の悩みなんて、たいしたことないじゃない!」「私にとって一番大事なものさえ守ればいいんだ」と、心が明るくなっていきますよ。
「逆ソクラテス」伊坂幸太郎
教師や同級生による「いじめ」を、意外な方法で見事リベンジ!
「ママ友トラブルに巻き込まれそう」「あのママに会うのが憂うつ」・・・そんな渦中にいるのなら、ぜひ読んでみてください。
たった一言で撃退でき、心の中で「スカッとボタン」を押しちゃいますよ。
「友だち幻想」菅野仁
「他のママと会うのがつらい」「ママ友づきあいにホトホト疲れた」と思ったら、必読。
「なぜあんなことで悩んでたんだろう?」と、憑き物が落ちたようになります。
本書を通じて「孤独」を恐れなくなった時、本当に心安らげる「ママ友」、ひいては「一生の友」ができるはず。
お子さんの「人間関係の悩み」にも効果絶大の、「ベスト・オブ・名著」です。
「女の子どうしって、ややこしい!」レイチェル・シモンズ
どストレートなタイトルに、「本当にそう!」と膝を打つ人もいるのでは?
「女同士の人間関係がこじれる原因」が、人間の深層心理にまで突っ込んで書かれており、ハッとさせられます。
心の奥に潜む「女同士が難しい理由」がわかれば、解決の糸口が見つかるはず。
「ママ友トラブル」はもちろん「わが子(特に女子)のトラブル」回避・解消にも、役立つ一冊ですよ。
さいごに
「ママ友トラブルに遭わない3つのコツ」、いかがでしたか?
「自信をもって」「嫌われることを恐れないで」・・・なんて、難しいと思うかもしれませんね。
でもあなたは現に、「子育て」という大変な仕事をしているのですから、自信をもってよいんです。
そして「子どもがいる」ということは、あなたはすでに「誰かにとってかけがえのない人」。
あなたを愛している人、好いてくれている人が、世の中に最低1人はいるんです。
だから誰でも、「ママ友トラブル回避」は可能。
自信をもって、笑顔で育児をしてくださいね。
大丈夫、あなたならできます!