人間関係

【育児ギャップ】ママ達のイライラMAX!祖父母と楽しく育児をする方法はある?

以前、ママ友宅のクリスマスパーティーで、こんなことがありました。

1人の子どもが、どうしてもキッチンに入ってきてしまう。

そこでママたちが準備中の料理やお菓子を食べてしまうのです。

他の子は、料理が食卓に並ぶまでゲーム等をして待っています。

でもその子だけはどうしても待つことができず、キッチンに入り込んで食べてしまうのです。

母親が注意しても、なかなか我慢することができません。

困り果てた母親は、こうつぶやきました。

「家でおばあちゃんが、すぐにお菓子をあげてしまうから・・・」

その子のお宅は祖父母が同居。

母親は、夕食の前にはおやつを食べさせないようにしています。

でもおばあちゃんがつい、おやつをあげてしまうそうです。

なるほどね〜、と皆で納得しました。

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おじいちゃん・おばあちゃんが育児に参加してくれるのは嬉しいもの。

パパママが体調を崩した時や、病院・美容院などに行きたい時には大助かり。

共働きの場合、保育園の送迎や子どもの体調不良の際には大活躍してくれます。

でも祖父母は基本的に、孫を甘やかしがち。

しかも「昔の子育て常識」を押しつけてきて、「ママはイライラMAX!」なんてこともよくあります。

どうすれば、祖父母と楽しく育児ができるのでしょうか。

今回は「祖父母の孫育て、イライラ解消法」を考えていきます。

祖父母と親世代、こんなに違う「子育て常識」!

祖父母の育児介入でイライラするのは、育児の常識が違うから。

おじいちゃん・おばあちゃんが「良かれ」と思ってしていることが、現在はNGということも多いです。

ではママたちは、どんな「祖父母世代の常識」にイライラするのでしょうか。

現代の常識も交えて、具体例を紹介します。

「抱きグセがつく」と言う

赤ちゃんが泣いて、すぐ抱っこすると、すかさず祖父母からダメ出しが。

「抱きグセがつくからやめなさい」

確かに昔は、すぐ抱っこすると「抱きグセがつく」と言われたもの。

半世紀ぐらい前の漫画を読むと、抱っこをするおばあちゃんに、お嫁さんが「抱きグセがつくからやめてください」なんてシーンもあります。(現在と逆ですね。)

今は「抱きグセ」など気にすることなく、「泣いたらすぐに抱いて良い」とされています。

赤ちゃんは、泣いてすぐに抱っこされると、親への信頼感・安心感が高まります。

親を信頼し家庭を「安心な場所」と思えるのは、赤ちゃんの心を安定させ、適切な人格形成・自立につながります。

現在はむしろ、「泣いたらすぐに抱っこすること」が推奨されています。

うつぶせ寝をさせようとする

昔は一時期、うつぶせ寝が勧められていました。

頭の形が良くなる、ミルクを吐いて窒息しない、寝つきが良い・・・そのような理由で「うつぶせ寝」が推奨されていたんです。

しかし昨今、うつぶせ寝による死亡事故が多発。

現在は「あおむけ寝」が推奨されています。

ちなみに赤ちゃんはあおむけでミルクを吐いても、反射できちんと顔を横に向けることができます。

しかし「うつぶせ」にされた顔を上げる筋力は、まだありません。

よって「ミルクで窒息」より「うつぶせで窒息」の可能性の方が断然高いんです。

赤ちゃんはあおむけで寝せましょう。

「母乳じゃなきゃ」「ミルクは足りてる?」と言う

祖父母は世代によって、「母乳信仰派」と「ミルク信仰派」がいます。

でも母乳・ミルクどちらでも、赤ちゃんは元気に育ちます。

「どちらが良くて、どちらが悪い」ということはありません。

果汁を与えようとする

祖父母世代で多いのが、何かと果汁をあげようとすること。

昔は「離乳食に入る前に果汁をあげる」のが「育児の定番」だったんです。

でも現在は、母乳・ミルクだけでOK。

母乳の研究が進み、粉ミルクも栄養素がぐんぐん進化。

あえて果汁をあげる必要はないとされています。

また果汁にはデメリットも。

あげすぎると虫歯や肥満の原因に。

さらに、果汁を与えることで母乳・ミルクを飲まなくなり、本当に必要な栄養が不足する恐れがあります。

母乳・ミルクを充分飲み、離乳食に入ってよいとされています。

やたらと日光浴をさせようとする

昔は「赤ちゃんは日光浴をさせるべし!」という考えが根付いていました。

しかし現在は地球環境の変化もあり、紫外線の害が叫ばれています。

ただ紫外線はビタミンDを作るのに必要。

浴びすぎも禁物ですが、避けすぎも考えもの。

「夏の散歩は真っ昼間を避け、午前中や夕方にする」など、日光とうまく付き合いながら育児をしましょう。

オムツを早くはずそうとする

昔はオムツはずしを急かしたもの。

「まだオムツが取れないの?」「うちの息子は1歳で取れた」などと言ってくる祖父母も多いのでは?

今はオムツはずしは焦らず、子どもの成長・主体性に合わせて「自然にはずれる」のが良いとされています。

口移し・同じ箸でごはんをあげようとする

昔は赤ちゃんに食事をあげる際、大人が口で柔らかくしてからあげていました。

でも今はNG。

大人の虫歯菌が子どもに感染し、虫歯のもととなります。

また同じお箸でご飯をあげるのも、虫歯菌感染の原因となります。

おじいちゃんおばあちゃんが、「口移し」「同じお箸でご飯をあげる」等の行動に出たら止めましょう。

発熱時、無理やり厚着をさせようとする

子どもの頃、熱が出たら厚着をして、無理やり汗をかいて治したという人も多いのでは?

実は赤ちゃんに「厚着で解熱」はNG。

厚着をして汗をかき、熱を下げるのは非常に体力を消耗するもの。

ある程度大きい子供なら可能でも、赤ちゃんの体には負担です。

赤ちゃんが熱を出したら厚着をさせるのではなく、逆に涼しくしてあげるのが吉。

快適に休むことができ、治りが早くなります。

「感染症は実際にかかるのが一番!」と予防接種を渋る

昔は誰かが感染症(おたふくや水ぼうそう、はしか等)にかかると、わざと近づけて感染させる親が多数。

未だに「感染症は自然にかかるのが一番!」と言い、予防接種を訝る祖父母が多いです。

でも感染症は合併症などを起こすと重篤化。

後遺症を残したり、命を落としたりする場合もあります。

ワクチン接種は発症や重症化を防ぐなど、メリット大。

予防接種はなるべく受けておきましょう。

アレルギーを甘く見ている

祖父母世代は、食物アレルギーを甘く見がち。

「母親が甘やかすから食べられない」「ただの好き嫌い」ととらえ、無理やり食べさせようとする祖父母もいます。

また原材料にアレルギー食材が入っているのに「卵が入っているように見えない」「これぐらい大丈夫」などと言って、食べさせてしまうことも。

まずは「食物アレルギーは命にかかわること」を、祖父母に認識させることが大事。

そしてお子さんに食物アレルギーがある場合、「食事・おやつは事前に相談する」「原材料表示をパパママに確認させてから与える」等を徹底しましょう。

祖父母の孫育て、イライラ解消法は?

「祖父母世代の孫育て」に、イライラしてしまうのは仕方がないこと。

でもおじいちゃん・おばあちゃんも必死なはず。

孫が、そして子どもである「あなた」が幸せになるように、一生懸命お世話をしてくれてるんです。

だからいくらイライラしても、ケンカ・絶縁になるようなことは避けたいですね。

ではどうすれば、円満に協力しあって育児ができるのでしょうか。

対策をご紹介します。

「お医者さんがこう言ってたよ」などとプロの意見を持ってくる

子育てで意見が食い違った時、「私はこう思うもん!」などと言い合うと泥沼化。

お互い引くに引けなくなってしまいます。

やんわりと「小児科のお医者さんがこう言ってたよ」「保育園・幼稚園の先生が言うにはね・・・」などとプロの意見を引っ張ってきましょう。

否定ではなく肯定で伝える

人は基本的に肯定されたいもの。

どんなに相手が正しくても、否定されると意固地になってしまいます。

祖父母の育て方に疑問を感じたら、否定でははく肯定で伝えるのがコツ。

「××をしたらダメなんだよ!」ではなく「××よりも、今は〇〇の方が赤ちゃんの体にいいんだって」などと肯定表現で言いましょう。

そうすると「あら、そうなの〜!」と、意外とすんなり受け入れてくれます。

感謝の気持ち・メリットを伝える

育児は若者でも大変。

ましてやおじいちゃん・おばあちゃんは、心の底では「もう勘弁!」と思っているかもしれません。

祖父母世代には、常に感謝の気持ちを伝えましょう。

さらに、子どもがおじいちゃん・おばあちゃんと過ごすメリットも伝えれば完璧。

「いろんな人と触れ合えて嬉しそう」

「子どもも私も話し相手が増えて、育児が楽しい」など、祖父母が協力してくれる「良さ」を笑顔で伝えましょう。

自治体の祖父母手帳を参考にしよう!

今、多くの自治体で「祖父母手帳」を発行中。

手帳を見ると、親世代と祖父母世代の「育児ギャップ」が丸わかり!

ダウンロードして、おじいちゃま・おばあちゃまにプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

またパパママにとっても読む価値あり!

思いもよらなかった「祖父母の気持ち」がわかり、より気持ちよく協力しあうことができますよ。

育児に祖父母が関わると、ストレスを感じることも多いです。

でも子どもを健やかに育てたい気持ちは、みんな同じ。

相手を頭ごなしに否定せず、「今の子育て常識」を優しく伝えながら、和やかに育児をしていきましょう。

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