夏休みになると、地域の子育て広場に行く機会が増えますよね。
私も子どもが小学校に上がるまでは、NPO法人が経営する子育て広場によく行きました。
子育て広場に行くメリットとして、
- 子どもに色々な遊びを経験させることができる
- スタッフに育児相談ができる
- 母親同士で情報交換ができる
- 空調が効いている
などが挙げられます。
しかも、地域の子育て広場はたいてい無料
ただで利用できるのに、子どもも大人も一日中楽しめるので、とてもありがたい存在です。
でも気づかないうちに周囲からひんしゅくを買ってしまい、ママ友に嫌われてしまうことも・・・。
今回は、子育て広場でひんしゅくを買ってしまう5つの行動をご紹介しますね。
Contents
子どもを見ていない
子育て広場には職員やボランティアなど、子どもを見てくれる大人がたくさんいます。
でもだからといって、自分の子どもを見ないでママ同士でずっとオシャベリ・・・というのは避けたいところ。
オシャベリやスマホに夢中になっているうちに、職員や他のママさんに子守をさせてしまい「ドン引き」なんて事態になってしまいます。
お母さんたちは、自分の子どもを見るだけでも精一杯。他の子どもの相手までするのは、大変な負担です。
あなたのお子さんと笑顔で接してくれているからといって、任せっきりは禁物です。
また、ママが子どもを見ていないと、こんなトラブルが起きる恐れもあります。
子どもが勝手にテーブルをいじり、職員が大ケガ
以前、私が通っていた子育て広場で、職員が指に大ケガを負ったことがありました。
職員が食事用のテーブルを設置している時、子どもがトコトコとやってきて、テーブルの脚を無理やり広げたのです。
職員はテーブルの脚の付け根と、テーブル本体との間に思いっきり指をはさみ大ケガを負いました。その間、お母さんは他のママたちとペチャクチャおしゃべり。
職員たちは他人の子どもをしかりつけるわけにもいかず、現場は意気消沈したムードになりました。
手洗い場の蛇口をいじり、部屋が水浸しに
お母さんが見ていない間に、子どもが手洗い場の蛇口で遊び、部屋が水浸しになったことも。
水を思いっ切り出し、蛇口を指でふさいだため噴水状態になり、おむつ替えコーナーもトイレも床上浸水状態になってしまいました。
その後の掃除が大変だったこと・・・。
授乳中の姿がさらされることに
子育て広場には、カーテンなどで仕切られた授乳コーナーがあります。実は子どもは、カーテンなどをいじるのが大好き。
ついつい授乳コーナーのカーテンを思いっ切りめくってしまいます。でもそこに、他のパパさんがいたら大変。
いくら子育て真っ最中とはいえ、自分の胸を他人、ましてや男性に見られるのは嫌ですよね。子どもが授乳コーナーに近づいたり、立ち入ったりすることのないよう見張りましょう。
「息抜きがしたいから子育て広場に来ているのに、子どもの相手をしなければならないんじゃ意味がない!」
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも、どんな場所でも「自分の子どもは自分で見る」ことは鉄則。
子どもから目を離すことなく、上手に息抜きをするようにしましょう。
自宅のオモチャを持ってくる
自宅からオモチャを持ってくるのも問題です。
オモチャは基本的に、子育て広場にあるものを使うようにしましょう。
家にあるオモチャを持ってくると、広場にあるオモチャと紛れてしまいトラブルの元となります。また、お子さんの教育上も良くありません。
子育て広場に行ってまで、家にあるオモチャで遊んでいるのでは心が成長しません。
- 「今、ここにある物で楽しむ」
- 「ここにある物で心を満たす」
人間はそのような訓練ができていないと、大きくなってから苦労します。
トラブル防止とお子さんの成長のためにも、広場にあるものだけで遊ぶようにしましょう。
お菓子を持ってくる
多くの子育て広場では、お菓子類の持ち込みは禁止されています。それはアレルギーの問題があるからです。
お菓子類には、小麦・乳・卵などアレルギーを起こしやすい食材が多く含まれています。
もしアレルギーを持っている子が、あなたが持ってきたお菓子を欲しがり、食べてしまったら大変です。
また、お菓子は粉などが散らばるので、後の掃除が大変です。
子育て広場の規則にもよりますが、できるだけお菓子類は持ち込まないようにしましょう。
後片づけをしない
子育て広場で遊んだあとは、必ず後片づけをしましょう。
閉館時間近くになると、皆で「おかたづけ〜、おかたづけ〜」などと歌いながら片づけるようになると思います。その時には、面倒くさがらずに楽しみながらお片づけをしましょう。
お子さんに整理整頓や、皆で協力することを教えるチャンスですよ。場所がわからないオモチャがあったら、遠慮せずに職員さんに尋ねましょう。
また閉館までいなくても、自分が使ったオモチャや工具、絵本などはその都度片づけることが大事。片づけをしないまま帰ると、他のママさんが片づける羽目になり、思い切りヒンシュクを買うことに。
ママ友関係を良好に保つためにも、自分が使ったものは必ず片づけるようにしましょう。
飲食コーナーを占領する
これがいちばん「ひんしゅくを買う」行動かも。
子育て広場にはたいてい、コーヒーを飲めるコーナーや、昼食をとれるテーブルが設置されています。
気がついたら、そのコーナーを何時間も占領していたなんてことありませんか?
飲食コーナーやテーブルは、誰もが使いたい空間。ママ友同士で何時間も占領すると、他の人が使えず迷惑です。
以前、私はこんな光景を目にしました。
子育て広場のテーブルに、ママと子どもたちがファーストフードの袋や食べ残しを広げたまま何時間もしゃべっていました。その間、何人のママたちが彼女たちをにらんでいたことか・・・。
「皆がこのテーブルを使いたいと思っている」
それを肝に銘じて、用事がすんだらすぐにテーブルから離れるようにしましょう。
まとめ
子育て広場は、子育ての息抜きができる広場です。でも、あくまで「自分の子どもを育てるのは自分自身」です。それを忘れると、思わぬトラブルを招くことになります。
また、子育て広場は皆の共有スペース。皆が気持ちよく使えるよう配慮することが、とても大切です。
「マナーを守ることは、子どもの教育にも効果絶大!」
あなたのちょっとした心がけで、お子さんは素敵な大人に成長することでしょう。
子育てに疲れているのは自分だけではない。皆も疲れているんだから、お互い笑顔で使えるようにしたいな。
そう心に留めておくだけで、子育てが何倍もキラキラしたものになりますよ。