子供のSNSを注意する方法

子育て

子どものSNS利用の注意点は?いじめ、ストーカー、闇バイトの犯罪加担から守る方法

  • 「子どもが“SNSいじめ”で悩んでいる」
  • 「娘がネットで自宅をわりだされ、ストーカー被害に」
  • 「SNSがきっかけで、子どもがいつしか犯罪者に・・・」etc.

連日報じられる、SNSトラブル。

最近はSNSで誘われて、強盗をはたらく若者も増えています。

私たち保護者は、子どもがSNSで「被害者」になるのも「加害者」になるのも不安ですよね。

そこで今回は、「子どもがSNSを利用する際の注意点」を解説。

基本的なことから、意外な落し穴まで“トラブルのもと”を紹介。

さらに「家庭で今すぐできる、SNSトラブル対策」も公開します。

この記事は、こんな方におすすめ!

  • 子どもがSNSトラブルに巻き込まれないか、不安な方。
  • SNSで、子どもが犯罪をおかさないか心配な方。
  • 家庭でできる「SNSトラブル防止法」を知りたい方。

SNSは、ひとつ誤ると人生を壊すもの。

ぜひこの記事を参考にして、お子さんが楽しくSNSを使えるよう導いてあげてくださいね。

SNSいじめ、原因と対策は?

「SNSトラブル」で最も心配なのが、「いじめ」。

まずは「SNSいじめ」を防ぐ方法を、考えて生きましょう。

SNSいじめ対策1:親子で「対話シミュレーション」をしてみよう。

SNSいじめの原因となるのが、言葉の行き違いです。

例を挙げると・・・。

  • LINEで友だちに「なんで来るの?」と書いたら、グループから外され悪口を言われた。
  • 励ますつもりで「私たち、友だちじゃない!」と書いたら、ブロックされた。
  • SNSで「ごめんね」と言われて、「気にしないで」のつもりで「もういいよ」と返信。避けられるようになってしまった。

いずれも言葉が足りず、トラブル・いじめに発展したもの。

たとえば「なんで来るの?」の場合、「どうやって来るの?歩き?自転車?」と言えば、トラブルにはならなかったのです。

LINEなどでメッセージを送る場合は、送信前によく読み返し、すいこうするのがとても重要。「この表現、誤解されないかな?」と文章を吟味し、話し言葉以上に丁寧に伝えることが大切です。

お子さんがSNSを始めたら、まずは親子で「対話シミュレーション」をしてみましょう。互いにメッセージを送り合い、「この言葉は何を伝えたいの?」「こう誤解される可能性があるかもよ」などと、アドバイスし合うと良いですよ。

SNSいじめ対策2:「ネットの悪口は犯罪」と認識させよう。

友だちとのおしゃべり、気がつくと「誰かの悪口」になってることってありますよね。お子さんも同様と思いますが、ここで注意。

「SNSでの悪口は、犯罪である」と認識させましょう。

そもそも「悪口は言わない」のが一番ですが、愚痴をこぼしてしまうことは、誰でもあること。でも「SNSでの悪口」は、ただの愚痴・ストレス発散にはとどまらないもの。

ネット掲示板・ツイッター・LINEグループ・インスタグラムなどに悪口を書くと、「誰でも見られる状態」に。路上や駅前など「人前で悪口を言ったこと」になり、名誉毀損罪・侮辱罪に問われる場合があります。また友だちだけでなく、有名人への誹謗中傷も罪に問われることが。

「殺すぞ」などと書けば、脅迫罪にもあたります。「悪口を書いても、匿名だから大丈夫」と思ったら大間違い。プロバイダー経由ですぐに身元は割れます。

SNSに「悪口・誹謗中傷・脅し言葉」を書くと、「立派な犯罪になる」ということを、お子さんに認識させましょう。

参考:

千葉県警察「安全な暮らし インターネットトラブル」

警視庁「誹謗・中傷・個人情報の流布」

SNSいじめ対策3:「自分以外の写真は載せないこと」を言い聞かせよう。

SNSいじめの「被害者」にも「加害者」にもなりうるのが、写真でのトラブル。

・友だちと一緒に写した写真を、SNSにアップ。

「顔を勝手にさらされた」と怒りを買い、無視されるように・・・。

・友だちの顔に動物の体を合わせた、合成写真を作成。

うまくできたからSNSにアップしたら、予想以上にバカ受け。でも次第に、友だちがいじめられるようになってしまった。

SNSに写真をアップするのは、非常に危険。友だちの写真を勝手に載せると、いじめの被害者にも加害者にもなってしまいます。

SNSに人の写真を載せる場合は、「自分以外の写真は載せないこと」を言って聞かせましょう。集合写真もNGですよ。

SNSいじめ対策4:「SNSいじめ」は警察に相談を。

もしお子さんが「SNSいじめ」で悩んでいたら、必ず親も一緒に解決を!

ネットいじめは、子どもの力だけでは到底解決できません。「裏サイト」などに悪口を書かれた場合は、サイト管理者に削除要請をしましょう。併せて担任の先生、校長先生にも相談を。さらに警察に相談しても構いません。

ネットいじめは立派な犯罪です。

「警察なんて大げさな・・・」と思わず、警察にもしっかり相談し、徹底的に「いじめの根」を断ち切りましょう。

SNSでストーカー被害に!住所を知られる「意外な落とし穴」とは?

SNSトラブルは、「いじめ」だけではありません。

例えばこんなケースも。

「ある日突然、見知らぬ人物が、お子さんを待ち伏せ。どうやら学校も家も知ってるらしく、一日中子どもを尾行。お子さんは外に出られなくなり、引っ越しを余儀なくされることに・・・」

なぜ見ず知らずの人物が、子どもの自宅・学校まで知り尽くしているのか不思議だと思いませんか?でも今、こういったストーカー犯罪が多発。

原因は「SNSの写真や投稿」。

ツイッターやフェイスブック、インスタグラム等に載せた写真や文面で、スルスルとバレてしまうんです。

ここでは「SNSでストーカー被害に遭わない対策」を解説していきます。

SNSストーカー対策1:親子で自宅付近で写真撮影。盲点を一緒に探してみよう。

何気なくアップした自分の写真。実は恐ろしいほど、個人情報が詰まっています。たとえば写真1枚からは、お子さんのこんな情報が判明。

  • 制服や鞄、リボンの色→子どもの学校・学年。
  • 背後に写っているもの(学校・駅・病院・マンション・団地・電柱等)→「だいたいの住所」。
  • カフェ、レストラン→チェーン店でも店舗によって、レイアウトが違うもの。よって写真から「だいたいの住所」が明るみに・・・。

「顔写真」と「学校」がわかれば、待ち伏せなんて簡単。駅や電柱を見れば、「最寄り駅」や「だいたいの住所」がわかります。ネットで獲物を探している人間は、写真からどんどんお子さんの身元を割り出します。

お子さんがスマホを持ち始めたら、まずは親子で写真撮影を。自宅近辺や飲食店などで写真を撮影し、「写真のどこから身元や住所がわかると思う?」など、親子で探してみましょう。

SNSストーカー対策2:「近所で起きたこと」は書かせない。

「じゃあ、写真をアップしなければストーカーには遭わないわね」と油断してはいませんか?

実は「文章だけ」でも注意が必要。たとえばSNSに、うっかりこんなことを書いていませんか?

  • さっき雷が落ちた!ビックリしたー!!
  • ゲリラ豪雨でビショヌレ。もう晴れた。
  • 電車止まってる。ホームが大混雑。
  • 近所で交通事故が起きたっぽい。大丈夫かなー。

これ全部、「自宅のだいたいの場所」を教えてしまってますよね。

身元や住所がわかるのは、写真だけではありません。文面からも「自宅の場所」は、簡単にわかってしまうんです。

お子さんがSNSを始めたら、「自宅付近で起きたこと」は書かないように注意しましょう。これも親子でシミュレーションしてみると良いですね。

SNSストーカー対策3:「いいね」ボタンを押させない。

SNSで「面白い!」「その意見に賛成!」と思える投稿を見ると、思わず「いいね!」を押したくなりますよね。でも、その「いいね!」から身元が割れる恐れが。SNSではたいてい、「いいね」を押した人のアカウントがわかる構造になっています。

例えば人気アイドルの記事に「いいね」を押すとします。すると、どこかの誰かが「この子、このアイドルのファンなんだな」と把握。

子どものアカウントから名前や住所を割り出したり、「同じアイドルのファン」などと言ってメッセージを送ってくる場合があります。そこからストーカー被害や誘拐などに発展したら、大変なことに・・・。

お子さんには「SNSで『いいね』ボタンは押さないこと」を、約束させましょう。

SNSストーカー対策4:被害に遭ったら警察に相談を。

SNSのストーカー被害も、いじめ同様、警察に相談するのが大切です。

当事者だけで解決しようとすると、最悪の事態に発展する恐れがあります。

子どもが「ストーカー被害に遭っている」「誰かにつけられている気がする」と言ってきたら、すぐに警察に相談を。

早急に手を打つのが重要です。

自宅が空き巣に!子どもの書き込みが原因で・・・。

家族で旅行。「楽しかった~」と帰ってきたら、自宅がメチャクチャ。何とわが家が空き巣被害に!

最近、このような「旅行中の空き巣被害」が増えています。

原因は「SNSの書き込み」。

SNSに「明日から家族で旅行!」などと書いた日には、空き巣に「留守」を教えるようなもの。悪者は投稿や写真から住所をあぶり出し、いとも簡単に空き巣を成功させてしまいます。

子どもが喜んで「明日から旅行!」などと書かないように、よくよく注意を。もしどうしても「旅行に行ったこと」を書きたいなら、旅行が終わってから書くよう伝えましょう。

デマ拡散で「犯罪者」に!?安易な「リツイート」は絶対させない!

子どもがSNSを始めたら、まず伝えたいこと。

それは「安易に『リツイート』をさせないこと」です。

たとえば、ある人物が「××事件の犯人は△△だ」「どこそこの銀行が危ないらしい」「●●屋のラーメンにゴキブリが入っていた」などと書いたとします。それをお子さんが「大変だ!これはみんなに知らせなきゃ!」と思い、リツイート。

後日、それは真っ赤なウソと判明。お子さんは「デマ・中傷に加担した」として、偽計業務妨害罪などの罪に問われます。

「えっ? 犯罪者は『デマを流した張本人』だけじゃないの?」と思うかもしれませんね。もちろん「デマを書きこんだ本人」は、罪に問われることに。

「地震でライオンが逃げた」「あの店は新型コロナに感染してる」などと書いた人物は、偽計業務妨害罪で逮捕されています。でもリツイートしただけでもNG。リツイートした言葉は「あなたが発した言葉」ということになり、偽計業務妨害罪となります。

お子さんがSNSを始めたら、安易に「リツイート」「拡散」はしないように伝えましょう。

参考:

Yahoo!ニュース「震災とデマ ―イタズラではすまない重大な犯罪行為―」

ベリーベスト法律事務所 金沢オフィスHP「デマを流しただけでも法律で罰せられてしまうってホント?」

SNSの「バイト話」は要注意!重大犯罪の入口に。

さて、今いちばん深刻な問題となっているのが「SNSでの犯罪加担」。

最近、SNSを通じて強盗をはたらく若者が急増してるんです。SNSで「手早く稼げるバイトがある」と知り、応募。同じ応募者と待ち合わせたら、指示役通りに動き、ガス点検などを装い強盗。高齢者等を襲い金品を奪い取るという、非常に卑劣な重大犯罪です。

ところが「SNS強盗」の犯人は、ほとんどが「罪の意識が薄い」とのこと。

SNSで「簡単」「バイト」「リスクなし」などという甘い言葉に誘われて、安易な気持ちで、大変な事件を起こしてしまうんです。あなたのお子さんも、もしかすると友だちや先輩から「すぐに稼げるバイトがある」などと誘われるかもしれません。

また「お小遣いが足りないなぁ」などと思っている時に、SNSで「簡単なバイトがある」と知り、応募してしまう恐れが。

SNSで強盗を募集する組織は、大規模な犯罪組織が関わっていることが多いため、少しでも足を突っ込むと抜けられなくなります。

お子さんが「すぐに稼げるバイトがあるらしい」などと言ってきたら、それは「犯罪」に関わる「闇バイト」。

絶対に断らせるか、徹底的に無視をするよう言い聞かせましょう。

子どものSNSトラブル、深刻にさせない「究極のコツ」とは?

いかがでしたか?子どものSNSトラブル、知れば知るほど恐ろしいですね。そこで最後に「子どものSNSトラブルを深刻にさせない、たった1つの究極のコツ」をお伝えします。

それは「家族のコミュニケーション」を増やすこと。

たとえば食事中、お互いスマホやテレビを見ているのではなく、子どもとたくさん話してみましょう。

もし「SNSいじめ」や「ストーカー」に遭っていたら、元気がなく、食欲もないかもしれません。子どもの様子や顔色から、「もしかしてSNSトラブルに遭っているのでは・・・?」と察知することが可能です。また日頃たくさん話すことで、子どもが親に相談しやすい環境も作ることができます。

さらに「家族のコミュニケーション」を増やすために、充電器をリビングに置くのもおすすめ。

部屋に引きこもってスマホを触っている状態だと、SNSトラブルが深刻化しがち。「お金を要求されている」「裸の写真を送るよう脅されている」などといった問題がどんどん悪化し、取り返しのつかない事態になります。

また「闇バイト」の誘いも、親がいる前では応じにくく、犯罪に加担する危険も低くなります。子どもがSNSを始めたら、それまで以上に「家族でコミュニケーションをとる配慮」を。

お子さんの人生を壊さないためにも、SNSという閉じられた空間から、「家庭」という開かれた空間に導く心がけをしていきましょう。

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