職場でたま〜にお菓子が配られると、ホッと疲れがとれますよね。
それがちょっと高級だったりマニアックだったりすると、嬉しさ倍増。
さらに「職場にふさわしいお菓子」=「空気が読めるお菓子」だと、好感度もグーンとアップします。
もちろんオフィスでは、仕事ができることが一番大事です。
でも配るお菓子のセンスが良いと、「この人、なかなかやるじゃん!」と仕事の出来まで良く見えるものです。
今回は、そんな「オフィスで配るオススメお菓子10選」をご紹介。
美味しいもののメッカ・自由が丘で20年働いた私が、自信をもってオススメしますよ!
オフィスのお菓子、選び方のポイントは?
職場でお菓子をいただいた時、こう思うことってありませんか?
「確かにおいしいんだろうけど、有名なお菓子なんだろうけど、ちょっと困るな〜・・・」
いくら高級なお菓子でも、オフィスには不向きなものがあります。
そんなお菓子を配ると、ただの自己満足に終わり、却って不評を買うことに。
そこで、職場で配るお菓子の選び方をご紹介します。
スポンサーリンク
個包装になっている
まず、お菓子が個包装であることは必須です。
個包装になっていないと、配る際、相手に気を遣わせてしまいます。
机が汚れないようにティッシュを置いたり、大事な書類を扱っている最中なのに手が汚れたり・・・。
また包装されていないとお菓子が乾いてしまうので、「すぐに食べなくちゃ」というプレッシャーを与えてしまいます。
個包装になっていれば机も手も汚れませんし、お菓子のおいしさも保たれるので、いつ食べてもOK。
家に持って帰ることもできます。
甘いものが苦手な人は、家族にあげることもできますね。
オフィスで配るお菓子は、配られる人の心理的負担を考えて選びましょう。
切り分けるお菓子はNG!
どんなに美味しいお菓子でも、カステラやパウンドケーキ、羊羹などナイフで切り分けなければならないお菓子はやめましょう。
オフィスが汚れますし、誰かが仕事時間を犠牲にして切り分けるようになります。
特に多いのが、新人や非正規の女性社員にケーキを切り分けさせること。
同じオフィスで働く人を、お手伝いさんのように扱うのは厳禁。
セクシャルハラスメントにも該当します。
どうしても切り分けるお菓子を持っていきたいのなら、お菓子を持ってきた本人が切り分けましょう。
それが億劫なら、1つひとつ個包装になっているお菓子にしておくのが吉です。
日持ちする
お菓子はなるべく日持ちするものにしましょう。
配る日に、社員が休暇をとっている可能性もあります。
短くても、常温で1週間以上は持つものにしましょう。
崩れにくい
洋菓子のなかには、食べた瞬間にボロボロと崩れるものがあります。
崩れやすいお菓子は手や机が汚れるので、オフィスには不向きです。
においが強くない
お菓子の香りは幸せな気持ちになりますが、あまりにもにおいが強いと、他の社員の迷惑になります。
職場で食べるお菓子は、食べるタイミングがバラバラ。
食べている人が、食べていない人に迷惑をかけそうなお菓子は控えましょう。
在籍年数にそって選ぶ
オフィスで配るお菓子は、その会社の在籍年数にそって選ぶのもポイントです。
入社して日が浅い場合は、誰もが知っている定番のお菓子を。
職場になじんできたら、ちょっとマイナーだけど味には定評があるお菓子がオススメです。
最初は無難に、徐々に自分のキャラクターを出すようにすると、オフィスでの人間関係も良くなります。
スポンサーリンク
オフィスで配るお菓子、おすすめはこの10選!
ではいよいよ、「オフィスで配ると間違いなく喜ばれるお菓子10選」をご紹介します。
これらは、私が実際に配って好評だったものです。
ぜひご参考になさってください。
まずは定番中の定番ベスト3
「オフィスで配るオススメお菓子」のうち、まずは定番中の定番をご紹介します。
入社したての頃には、こんなド定番を配るのが一番おすすめです。
六花亭 マルセイバターサンド
北海道が生んだ国民的スター。
デパートの北海道物産展でも行列ができるほどの、人気おやつです。
サクサクしたクッキー、濃厚なバタークリームとレーズンの絶妙なコンビネーション・・・やめられない止まらない美味しさです。
1つひとつの包装も豪華で、オフィスの机に華を添えます。
常温でも保存できますが、もし職場に冷蔵庫があれば中に入れておくと、より美味しく食べられます。
その際には、必ず包装紙に名前を書いておきましょう。
銀座ウエスト ドライケーキ
銀座ウエストといえばリーフパイ。
このドライケーキはリーフパイのほか、バタークッキーやガレットなども入った詰め合わせセットです。
ウエストのパイとクッキーは、どれも極上の美味しさ!
配れば必ず「いいものを知ってるね〜!」「お、わかってるね!」と評価がアップしますよ。
ヨックモック サンクデリス
みんな大好きヨックモック!
シガールが有名ですが、このサンクデリスはシガール他さまざまなお菓子を味わえます。
どれもアーモンドの香りが効いていて、本当においしいです。
体調が悪い時でも、これを食べると一気に元気になります。
みんなの笑顔が見らえる逸品ですよ。
特別な時に配りたいお菓子は、この4つ!
職場に結婚の報告をする時、育休中に職場からお祝いをいただいた時、育休から復帰する時、退職する時等々、特別な時にはちょっと気取ったお菓子を。
感謝の気持ちが伝わり、みんなの気持ちが一気に和みますよ。
千疋屋 フルーツフィナンシェ
フルーツデザート界の帝王「千疋屋」。
千疋屋のカフェはフルーツサンドやパフェも絶品!
でも普段はなかなか、千疋屋のものなんて食べられません。
そんな高嶺の花・千疋屋。
フルーツフィナンシェなら、誰もが憧れる千疋屋の味を気軽に味わうことができます。
資生堂パーラー ギフトセット 菓子詰め合わせ
日本の本当のお金持ちが、昔から愛してやまない資生堂パーラー。
有名店ですが、ややマニアックなのがポイント。
資生堂パーラーのお菓子をお持ちすると、「有名なものを適当に選んだ」のではなく「本当においしいものを一生懸命選んだ」という“ありがた感”を醸し出せます。
味の良さはもちろん包装も上品!
ちなみに資生堂パーラーのお菓子は、ご近所づきあいでも重宝します。
私は以前、近所の方に「花椿ビスケット」を贈り、その後恐れ多いほど豪華なお礼をいただきました。
花椿ビスケットは個包装ではないので、オフィス向きではありませんが、個人宅に届ける際にはおすすめです。
ダロワイヨ マカロン
メレンゲをしっかり焼き上げた生地に、クリームをはさんだお菓子。
カリッフワッの食感は、口の中いっぱいに幸福感をもたらします。
ダロワイヨのマカロンの魅力は、何と言ってもカラフルな見た目!
ショコラ、カシス、抹茶、ピスタチオ等フレーバーによって色がはっきり異なるので、色合いがとても鮮やかです。
ダロワイヨのマカロンを配るポイントは、箱ごと持って歩き、好きなものを取ってもらうこと。
ズラリと並んだマカロンの、お花畑のような美しさに歓声があがりますよ。
パティスリーキハチ 焼菓子ギフト
以前、キハチ・イタリアンに行き、デザートの美味しさに驚愕!
デパートのキハチカフェも絶品なので、焼菓子セットを配ったところ大好評でした。
お菓子自体の見た目がオーソドックスなだけに、味の良さが際立つ逸品。
上品で深〜い味わいは、頭に焼きついて離れないほどです。
「キハチ」のお菓子を持ってきたというだけで、「アンテナの高いセンスある人認定」されちゃいますよ。
食通認定されるマニアックお菓子3つ
ツマガリ クッキー詰め合わせ
https://shop.tsumagari.co.jp/page/shop/list.php?gid=tsumeawase_3780
兵庫県西宮市の超人気店。
全国的に有名というわけではありませんが、知る人ぞ知る名店です。
ツマガリのクッキーは、職場の人や友人など色々な方に贈っていますが、必ず「おいしい!」と喜ばれます。
個数が多いので、1人1個で配るとたいていあまることに。
そこで「ご自由にお取りください」と書いて置いておくと、即完売!
普段無口な男性社員に「すみません、僕、これ何個も食べちゃって・・・。何かおいしくて・・・」なんて言われたこともあります。
私がツマガリのクッキーを買うようになったきっかけは、阪神淡路大震災です。
ツマガリの社長は震災の翌日から、従業員と一緒に、店の倉庫にあったお菓子を被災者の方々に配って回りました。
自社も甚大な被害を負ったにも関わらず、人々の安らぎを願い、幸せを届けつづけたのです。
私は東京で生まれ育ったので、ツマガリのことは知りませんでしたが、その新聞記事を読み注文。
贈ると必ず喜ばれるので、ギフトの定番にしています。
一度、オフィスで配ってみてください。
あまり有名ではないかもしれませんが、「これ、おいしい!」と評判になること間違いなしですよ。
モンサンクレール 焼き菓子詰め合わせ
テレビなどでもおなじみ、世界的パティシエ辻口博啓さんのお店です。
実は私のオフィスはモンサンクレールのすぐ近くだったのですが、お昼休み等にお店の前を通るといつも行列。
帰りにお店に寄ると、ケーキも焼菓子もほとんど売り切れ。
「こんなに近いのに、何て遠い存在・・・」と嘆いたものです。
モンサンクレールはケーキもお菓子もパンも、「いったいどうやって作ればこんなに美味しくなるの?」と言いたくなる味。
オフィスで配れば、「おいしいものを知ってるね〜!」と食通認定されること請け合いです。
ロイズ ロイズコレクション
生チョコレートで有名なロイズ。
チョコクッキーや焼菓子なども、とっても美味しいです。
包装のデザインが洗練されており、いただくだけでセレブな気分に。
生チョコの一流ブランドだけあり、チョコレート系スイーツの味は絶品。
生地がサクサクと軽く、すぐに食べられるので、仕事中のちょっとしたコーヒーブレイクにピッタリです。
番外編:お土産にするならこの2つ。
今回、ベスト10には入れなかったものの、お土産にすると大好評なお菓子を2つご紹介します。
とうきびチョコ
北海道旅行や出張に行った人は、必ず買ってくる「とうきびチョコ」。
高級感はありませんが、普通のスナック菓子とは違う、何ともいえない濃厚な美味しさがあります。
誰かが「とうきびチョコ」を配ると、「わ〜い!とうきびチョコだあ!」という声があちこちで聞かれます。
やまだ屋 もみじまんじゅう
私の上司が、広島に出張に行くと必ず買ってきたお菓子。
それもそのはず、皆が「やまだ屋のもみじまんじゅう、買ってきて!」とリクエストするからなんです。
普通のあんこのもみじまんじゅうはもちろん、チーズクリームもみじ、チョコもみじ、抹茶もみじなど味が豊富。
美味しいうえに話もはずむ、オフィスの潤滑油となるお菓子です。
さいごに
「オフィスで配るオススメお菓子10選」は、いかがでしたか?
お菓子を配るのが常態化してしまうと、社員に過度な負担をかけることになるので、無暗に贈るのは禁物です。
でも、感謝や労いの気持ちを伝えたい時や、特別な報告をしたい時などに「ちょっといい」お菓子を持っていくと、皆の心が和みます。
なかなか自分では買わないけど、いただくと嬉しい。
そんな視点で、お菓子選びをしてみてください。
みんなの笑顔を想像しながらお菓子を買うあなた、とっても輝いていますよ。