梅雨時は子どもを外に連れ出せず、大変ですよね。
公園や児童館に行けないと、ママは子どもと二人きり。
さらに外で遊べないと、子どもはどうしてもぐずりがち。
家事もはかどらず、親子でイライラしちゃいます。
そこで今回は、「室内遊びおすすめオモチャ・ゲーム」を紹介。
しかも、お子さんの頭によいオモチャばかり!
憂うつな梅雨が、「子どもを伸ばす最大のチャンス」に変わりますよ。
Contents
室内遊びおすすめオモチャ・ゲーム
公文の日本地図パズル
うちの子が2歳の頃、夢中で遊んだパズル。
この日本地図パズルのおかげで、小学校に上がってからも社会は得意!
地形だけで都道府県名を当てられます。
塾の先生も「小さい頃に、日本地図のパズルをやっている子は、高校受験で有利。社会科に強いから」と言っていました。
公文の日本地図パズルの優れた点は、ピースが2種類入ってること。
1種類は、地方別(中部、近畿、九州等)に色が分けられたピース。
そしてもう1種類は色分けなし。
全都道府県クリーム色というピースです。
最初は色分けされたピースで遊び、慣れてきたら色なしピースに。
そうすることで、しっかりと都道府県の位置を把握することができます。
収納袋もついているので、お片づけも楽ちん。
ちなみにパズルを片づけてると、自然と「面積の狭い県」がわかります。
たいてい紛失しそうになるのは、大阪・佐賀・香川あたり。
「また香川のピースがなくなりそうになったよ」
「佐賀が!佐賀が見当たらない!」
「あ〜、面積が狭いからね・・・」
そんな会話も、さりげなく地理の勉強になりますよ。
ジャマイカ
「算数を好きになってほしい」
「来年から小学校。算数、できるかな」
そう心配するママ、多いのではないでしょうか。
算数は勉強の要。
他の教科は少々苦手でも、「算数ができる」というだけで「自分は勉強ができる」と思い込めちゃうんですよね。
人間は「これが得意」と思えると、どんどんやる気が出てくるもの。
算数が得意だと「自分は勉強が得意。だからどんどん勉強したくなる」と好循環を生み、いつの間にか全科目得意になっています。
そこでおすすめなのが「ジャマイカ」。
ハンドスピナーのような形に、サイコロが7つ。
黒サイコロに書かれた数字になるように、白サイコロの数字を加減乗除していきます。
子どもの頃、電車の切符に書かれた4つの数字で「10」を作った経験、ありませんか?
ジャマイカはまさにそれ。
しかも振るたびに数字が変わるので、1個で半永久的に遊べます。
家の中でももちろん、乗り物の中でも使えるのでとても便利ですよ。
算数が楽しめて、計算力がぐんぐんアップ。
お子さんの算数が不安な方、算数を好きになってほしいと願う方・・・「ジャマイカ」は本当におすすめです。
ラッシュアワー
駐車場から、車を脱出させるゲーム。
「論理思考力を鍛える」と評判になり、世界で300万個を売り上げるベストセラーに。
うちの子は保育園時代から、10年近く愛用。
大人もついつい夢中になってしまいます。
ゲームのルールはとてもシンプル。
車のコマを動かし、一台の車を出られるようにしてあげます。
なお車を動かせるのは前後のみ。
左右に動かすのはNG。
オモチャとはいえ、「本物の車と同じように考えなければならない」という点に、このゲームの魅力があります。
車は、添付の出題カードをもとに配置。
出題カードは40枚で、4段階の難易度別。
年齢・習熟度に合わせて何年も遊べます。
遊ぶうちに慣れてきて、難度が高い配置をクリアできると、脳がものすごくクリアに!
お子さんの知育に最適ですよ。
クーゲルバーン
自分で道を組み立て、ボールをゴールまで転がすオモチャ。
いわばNHKのピタゴラスイッチ。
「自分で道を作れる」「自分が作った道で目的を達成できる」「意外とうまくいかない」「リベンジ」
この繰り返しで、好奇心・論理的思考力・粘り強さが鍛えられます。
ちなみに天才棋士・藤井聡太くんは幼少期、キュボロ(cuboro)で遊んでいたとか。
クーゲルバーンとキュボロ、遊び方が似ているので、どちらにしようか迷っちゃう。
でも両方とも、脳に効くこと間違いなし!
お子さんの年齢や予算に合わせて、購入してみてはいかがでしょうか。
ハンディ顕微鏡
とにかく最小限の手間で、子どもだけで遊んでいてほしい。
それでいて、頭も良くなってほしい。
ハンディ顕微鏡は、そんな願いを一挙解決。
渡しておけば、家のあちこちを観察。
雑誌や絵本に当てれば、色・光の構成がわかり理科が得意に。
いろんな布に当て、布地による繊維の違いを把握。
UVライト付なので、お札やハガキの偽造防止技術を見つけることもできます。
ハンディ顕微鏡は、最小限の労力で、知的好奇心を最大限に引き出してくれますよ。
どうぶつしょうぎ
先ほど藤井聡太くんの話が出ましたが、将棋の第一歩として「どうぶつしょうぎ」はいかがでしょうか。
将棋と聞くと難しそう・・・と思いますが、駒に「動ける方向」が書かれているので、誰でもすぐに始められます。
子ども用とはいえ、いざ遊んでみると本格派。
「将棋が趣味」という大人の方でも、「これは面白い!」と身を乗り出して遊んでくれます。
コンパクトで持ち運びにも便利。
大人も子どもも、初心者も上級者も楽しめる「どうぶつしょうぎ」。
お正月など、みんなが集まる場にもおすすめですよ。
地図記号かるた
「地図記号なんて、うちの子にはまだ早い」と思うママもいるかもしれませんね。
でも地図記号は絵がシンプル。
「杖の形だから老人ホーム」「本の絵だから図書館」などとスイスイ理解し、夢中で遊んでくれますよ。
地図をすらすら読めるようになるので、社会科全般が得意になりますよ。
ワードバスケット
花札のように、場札と手札を組み合わせるゲーム。
カードに五十音が書かれており、場札の文字で始まり、手札の文字で終わる言葉を言いながら、バスケットにカードを投入していきます。
たとえば場に「あ」のカードが出ていて、手札のなかに「い」があったら、「あじさい」などと言いながらカードを投入。
順番を決めず、どんどんカードを入れていくので、早くなくなった人が勝ちです。
小さいお子さんと遊ぶ場合は、お子さんだけ文字数制限をなくし、簡単にしてあげるのがおすすめ。
2人でも大人数でも盛り上がり、子どもだけでも良し、大人が一緒でも良し。
どんな場でも、どんなメンバーでも楽しめるのが「ワードバスケット」の魅力です。
キャット&チョコレート
「子どもに問題解決能力を身につけてほしい」
「困った局面に遭っても、自力で乗り越えてほしい」
そう願うママにおすすめなのが、キャット&チョコレート。
日常のピンチを、カードに書かれたものを使って切り抜けていくゲームです。
ちなみにこのゲーム、最強の「ピンチ脱出アイテム」は「お母さん」。
ゲームをしながら「結局、最後はお母さんかい!」「お母さんがいれば全て解決だよね」と、みんなブツブツ。
「家事も育児も私ばっかり・・・」と落ち込んでいるママさん、キャット&チョコレートをやれば自信がムクムク。
「みんな、私のおかげで成り立ってるのよ!私、最強!」と自尊心を取り戻すことができますよ。
さいごに
梅雨時に、家で遊べて頭も良くなるオモチャ・ゲーム、いかがでしたか?
お子さんが未就学児だと「うちの子にはまだ早そう」と思うかもしれませんが、これが意外と大丈夫。
子どもはとても柔軟で、ルールもすぐに吸収。
対象年齢以下でも十分、楽しんで遊びます。
ただ能力的に問題はなくても、誤飲の危険性はあり。
細かいピースを扱うものは、保護者が付き添うなど十分注意しましょう。
紹介したオモチャやゲームで、梅雨の育児を楽しく乗り越えてくださいね。